I’m loser, baby.

So why don't you kill me?

勉強の順番とターゲットを考える

どうも手を動かさずに情報ばっかりかき集めてしまって良くないのだが、手を動かしだすとほんとに睡眠時間が半分になるくらいのめり込んでしまうので、このくらい慎重になりながら進めるのは悪くないんだろうと思いつつ、さて、何から手をつけるのが良いかと思案すること1日半。

 

C言語の学習曲線を見るに、これまでボチボチやってきただけあってプログラミング言語についてはなんとなくではあるが、やりたいことについてのソフトウェアからのアプローチについては、道筋に見通しがあるのだけど、今回のプロペラチップの音の出し方についての苦戦で、ハードウェアはさっぱり理解していないという事は良く判った。

モチベーションのガソリンとして、凄いことが簡単に出来て欲しい、ということで、勉強の対象をマイクロチップの中でもハイスペックなモノを対象にしていたと思うのだけれど、基礎からちゃんとハードについて知りたい、というもう一方の目的というかモチベーションについては満たせていないために、どうもよろしくないんではないか、と思い至る。

 

プロペラチップのことも含めて、一旦フラットにして

 

  1. 回路周りが単純で済むもの。USB指してそのまま動けばベスト。
  2. 構造が簡単なもの。Cで書けばあまり気にしなくても良いのかもしれないが。アセンブラレベルを扱うことも考慮する。
  3. 出来る限りLinux上で開発できるもの。今はLinuxMintを普段使いのOSにしているので、できればLinux上で完結させたい。
  4. でも規模は小さくてもそれなりの事が出来るもの。最低限音が生成できるもの。

 

という条件で考えなおしてみた結果

プロペラチップは引き続き触る。でもSPINとPropForthメインに移行(音出したいから)

もうひとつ、C言語の勉強とアーキテクチャの勉強用にはLPC1114FN28とMbedにすることにした。

ハードウェア的な開発環境としては、スイッチサイエンスのmbed LPC1114FN28を買うことに。

mbedならブラウザから開発できるし、NXPならLPCXpressoのお試し版がLinuxで動くし、元々容量も32K+4Kなのでお試し版の制約も問題無さそう(登録しても$30なので登録しても良いかもね)

基本、mbedでの開発のためにmbedを使うのだけけれど、使い方として目からウロコだったのはこのサイトの記事を読んだから。以下引用

mbed LPC1114FN28 の使い方 | 1up.jp

これのすごいところは「LPC1114FN28とピン配列が全く同じ」って事に尽きるのではないでしょうか。しかも、出荷時には上に載っているLPC1114FN28はマッサラな状態。つまり、ただのライターにしか過ぎないとも考えられるのです。でも、これがただのライターと一線を画す事は、以下の使い方を見れば一目瞭然。

ライター(UART通信も出来るそうなので、ある意味デバッガーも兼ねる)に乗せた状態で周辺回路との挙動を確認し、問題がなければライターを取っ払ってチップだけにすることが出来ちゃうんですよ!配線はそのままで、電源(3.3V)だけつないでやれば、即!

あーなるほどこりゃ便利!

あと、機能的なところではこれがグッと来た。キュート!!

これはIchigoJamのグラフィックボードっていう位置付のもの。本体のIchigoJamはこれ。

秋月電子のHPでその存在はしっていたのだけれども、IchigoJamのCPUがLPC1114FN28だとは知らなかった。そしてPanCakeも同じ。

そうすると、多分自分が考えているForthでコントロールし音を出す、というはLPC1114FN282つで実現できそうではないだろうか。1機能1チップ、という簡潔さも2つを繋がなくてはいけないという程よい難易度も自分には良さ気な難易度な気がする。

そして今なら秋月電子で一個140円。これなら間違えて飛ばしてしまっても笑って済ませられる範囲だろう。

ということで今日は悩んで結論が出て終わり。