I’m loser, baby.

So why don't you kill me?

シンプルさ

職業訓練所ではAD/DA変換をやったあと、それまで習ったTINAでアナログ回路のシミュレーション検定をやって、最後に達成度テストをやってアナログ回路終了でした。

その後7月末からデジタル回路に入っていますが、最初は気をつけなくてはいけないデジタル回路のアナログ要素をやったあとは、猛烈なスピードで授業が進んでいます。8月はお盆休みもあるので思いっきり詰め込まないと間に合わないらしいです。あと、9月にC言語の検定が放課後その補修もやることに。まあ多分就職には役に立たない資格ですが…。

 

休みの時に図書館に行って色々本を借りてきたのですが、アスキーで記事を見たことがあったので読んでみたら楽しかったです。

Apple2 1976‐1986

Apple2 1976‐1986

 

殆ど汎用のICで出来てるって凄いよなあ。

ウォズのインタビューで、とにかく今のハードウェア、ソフトウェアは無駄に巨大化し過ぎている、それは問題をきちんと理解していないからで、解決する問題をよく理解し、よく工夫すればシンプルで美しい解答が得られる。それは「単純」では無いかもしれないが、きちんと追っていけば誰でも理解できるものだ、という主旨の事を言ってて納得しました。チャック・ムーアも同じこと言ってたし。

自分は、機械学習みたいにロジックはもはや人間が理解できるものではないがアウトプットは上手く動く、みたいなものになんか、ものすごい違和感というか抵抗感を感じるのです。統計をいくら精緻に極めても公式は発見できないみたいなところに真理(という言葉も20世紀以降死語ですが)があるような気がします。

大切なことは、解決すべき問題をきちんと理解することだと思うんですよね。そうすると自ずとシンプルになると思います。オイラーの公式のシンプルさと表現しているものの豊かさみたいに。

 

シンプルといえば、7月末締め切りの案件で、愛と尊敬をいくらてんこ盛りにしても足りないハードフロアへのオマージュな曲を作っていていたんですが、ハードフロアの曲もシンプルにして豊かなものの最たる例ですね。本当に凄い。

今の自分にはこれが限界だからいいのですが、構成もミックスももっとスッキリさせてかつ高揚感のある作風を目指して精進中です。

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