CLI至上主義ではないけれど
今日はgvimからclangで遊んでいて、SDLを触っていました。ゆくゆくはFORTHからSDL経由でWAVデータにアクセスできたりするようなものを作りたいなあ。Nyquistみたいなもの。音楽用プログラミング言語はLisp系が多いような気がする。
上2つはコマンドラインばりばりだけれどopenmusicはGUIです。コマンドラインと音楽ソフトというと規格としてはMusic Macro Languageがメジャーかと思うけれど、そういえば一時期これも使わせてもらっていた。
コマンドラインとはちょっと違うのだけれど、自分が今メインに使っている音楽制作ソフトはこれ。
いわゆる縦にスクロールするトラッカー系の進化したアプリでPCのキーボードからガンガン打ち込むタイプ。慣れると本当に使いやすいし作業が早い。リミックスとかは全部これでやってます。これ以前はAmigaのOctaMed Sound Studioを使っていたんだけど(これも本当に使いやすかった)、武茶さんが使っている動画を見て使いやすそうだったので使い出して今日に至ります。
DAWはそれこそProToolsからCubaseから買ったり譲ってもらったり色々触ったんだけど、コンピューターで音を作るということで言えば、やっぱりPCキーボード主体の操作系というのは圧倒的に集中できて気持ちいい気がする。(そしてマルチレコーダーと楽器で音楽を作るのもやっぱり同じように集中できて気持ちいい。)
パソコン・キーボードメインのDAWといえば、実は全然使えていないのだけれど、自分のfacebookページの画像に使っているAtariのKCSも名前からして"Keyboard Controlled Sequencer"でPCキーボードからの操作性に徹底して作られている。その写真はネットブックでAtariSTのエミュレータ動かして、その上でKCSを走らせているんだけれど、なかなか良い感じじゃないだろうか。初期のパワーブックで動かしてるパフォーマーみたいだ。
KCSを触ってみたのはテーリ・テムリッツさんのサウンド&レコーディングマガジンのインタビューでDr.T’sのBeyondが絶賛されていて、それで調べてみたから。
結局Beyondは見つからなかったのだけれどここが見つかったのだった。
今日はDAWとPCキーボード主体の操作について取り留めなく書いてきたのだけど、これを書くきっかけだったのは、前にチラッとネットで見たCanon Catの事を今日改めて再発見したからだった。
もともとマッキントッシュのプロジェクトを立ち上げたジェフ・ラスキンが作った先進的なPCで、マッキントッシュのもう一つの可能性であったマシン。なんか世界で2万台しかないらしい。改めてウィキペディアの記事を読むと当時のスペックでも快適に使えた感じがするし、なんとこれ自体がFORTHマシンだったという。
ヒューメイン・インタフェース―人に優しいシステムへの新たな指針
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なんかぐるっとつながっちゃった気がするけど、EclispとかIDE全盛ではあるけどgvim触っているとこっちの方向で進化していくのも、まだ可能性があるような気がするのです。ものすごい勢いで電卓叩いているオバちゃんとか見ていると、確かにそう思う。