色々進展する。
とりあえず、6ヶ月間の我が身の置きどころが確保できました。でもノンビリし過ぎず早めに職を探さないとな。
例のプロペラチップで上手く音が出ない件、KURONEKOさんからサンプルソースの書き込みがあり、それを見たら疑問点が氷解。自分のイジろうとしていたパラメータが何だったのか、やっと理解する。良いソースを読むというのはこういう事なのか。
これならシグマデルタ変調がまだ自分にとってブラックボックスでも、サウンドプログラミングを進めることが出来る。プロペラチップをC言語でいじる意味が戻ってきた。ちょっとミッションを再度見直しだな。
また、mbedを触ってみて、これがかなりのステキ開発環境だということが判ってくる。
ブラウザ上で開発できる、ってことはOSを選ばないってことだけでは無かった。コンパイル時にエラーメッセージだけなく、その解決方法も提示してくれるのだった。いわゆるググった時の「もしかして」というやつである。
ライブラリが足りなかったり違ったりすると、該当ライブラリを検索して候補を表示してくれるし、判らないところをフォーラムなどで質問できるよう誘導もしてくれる。webブラウザとシームレスにつながっているとこういうことが出来るのですね。
あと、ライブラリの充実度もナカナカで、サウンド関連のライブラリは当然あると思っていたけれど、USB接続のMIDIライブラリとかまである。ハードウェア作る時にMIDI端子付けずに済んじゃう。
それとRetroForthのmbed上の実装まであった。ただ、自分の持っているLPC1114FN24ではなくてLPC1768用だった。さすがにLPC1114だとメモリが足りないようで、動かすにはカスタマイズの必要がある。そう簡単にはいかないか。
と思ったら1114で動くFORTHを作ってる人もいた!凄い!ただ配布しているのバイナリだけみたい。
Mecrisp - Native code Forth for MSP430
Re: Mecrisp-Stellaris | Genie's Blog
ここまで色々そろっているとなると、いわゆるお勉強ではなく、自分の作りたいものを作るってことで言えばmbedでそれなりにパワーのあるボードを選べば、ブロック感覚で組み立てて実現できてしまいそうだ。まあ、でもこれがArduinoに始まるハード上でのラピッドディベロップメントのスタンス・考え方なんだろうと思う。
このままだとmbed万々歳みたいでアレですが、プロペラもマルチタスクで何かをする時にとってもシンプルで判りやすいコードになる、実行スピードも早い(なんたってアーキテクチャは変態ですが32bit8coreですし)という強力なメリットもあるのでこっちはこっちで素晴らしいのであった。
前に紹介したものみたいにarduinoのバニラシールドにプロペラチップを載せて、これを拡張してインターフェース部分と音楽用OS的なものはARM、サウンドエンジン部分はPropellerにしたらかなり良さ気なのではないだろうか。オラぁワクワクしてきたぞ!