I’m loser, baby.

So why don't you kill me?

ゼロからのマイコン制御その3

更に続き。

 

そんな訳で名著を読んで改めてきちんとハードウェアレベルから理解をしたり、何かを作ったりしたい、仕事をするにもせめてそれに関連するものにしたい、と思いを新たにして現在にいたる訳です。

 

でもって、マイコンです。

FPGAをいきなり使いこなすのは無理なんで、まずは既にある1chipマイコンを理解することから始める、と冷静になった自分は現実路線に路線変更したのでした。

 

マイコン入門といったらPICかAVR、またはH、SHシリーズ、更にまたはARMというのが普通なんだと思うんですけど、なぜか今自分の目の前にあるのがparallax社のpropellerの評価ボードという。

実はこれ、ずいぶん前に偶然手にとったMake:日本語版3号に紹介されてて感心して、その後長嶋先生のPropeller日記を読んで興奮して(パターン一緒ですな)、日本マイクロボット教育社のページで衝動買いしてLEDチカチカさせてサンプルの音を鳴らして、そのまんまになってたものなんである。

入門としては、propellerチップは特殊すぎるし強力すぎると思うので初手としては上手くない気がするんだけれども、逆に強力なのでいきなり結構なことはできるのです。それをいったらPICだって相当癖があるみたいだし。

自分はあるところでは異常にしつこい性格なんだけど、概ね飽きっぽいので、手っ取り早く成果が出ないとすぐ挫折してしまうので、propellerチップの強力さは多分良い方に働いてくれると信じて、まずこれから勉強を始めようという事にしました。

以前はこのチップの開発環境はspinという独自言語とアセンブラしかなかったのだけれど、最近になってgccでも開発できる環境が整って、公式で無料のIDEも公開されたました。

C言語だったら勉強しても潰しは効く訳だし、無駄なことは一つもなさそう。

 

という訳で、ハードの分野は全くのド素人がpropellerチップを入り口に組み込みと制御について勉強しよう、というのがこのブログの趣旨です。タイトルについては出オチということで。

サブタイトルについてはまた今度。